【最新版】兜飾りは端午の節句の五月人形

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「兜飾りを飾るタイミングを知りたい」
「おすすめの五月人形は?」
「兜飾りの費用について知りたい」

兜飾りは端午の節句に合わせて飾る男の子の五月人形で、端午の節句の5月5日よりも前に飾るのが一般的です。
飾るタイミングの目安は5月5日の2週間から3週間ほど前で、4月中旬頃と考えれば大丈夫です。
ちなみに前日に飾るのは一夜飾りといって、神様に対し失礼という考え方から、タブーとされているので注意が必要です。
前日まで端午の節句を忘れていたり、五月人形を飾るタイミングを逃してしまうと、このように慌てて前日に飾ることになり得ます。

端午の節句が終わればいつしまってもOK

大切なのは早めに飾る計画を立てて、少しずつ準備を進めることです。
逆にいつまで飾れば良いかというと、端午の節句が終わればいつしまってもOKだといえます。
一般的には5月中にはしまう家庭が多いようですが、5月一杯は出しておき、6月になる前にしまう家庭もあるようです。
いずれにしても、男の子の兜飾りは女の子のひな人形とは異なり、しまうのが遅くても婚期を逃すというようなことは言われていないので心配無用です。
しかし、職人が作る本格的な五月人形は湿気に弱く、飾ったまま梅雨を迎えると傷めてしまう恐れがあるので注意です。
理想的なのは天気の良い晴れた日を選び、風通しの良いところで箱に入れてしまうことです。
そうすることで箱から湿気を追い出せますし、良い状態で保管することが可能になります。
ただ、保管場所がぎゅうぎゅう詰めで風通しが悪いと、結局は湿度が上がり湿気にやられてしまうので、その点も念頭に置いて保管することが大切です。

兜飾りはスペースが許せば1年中飾ることもできる

ひな人形は出して飾るものですが、兜飾りはスペースが許せば1年中飾ることもできます。
つまり出しっぱなしにするわけですが、ケースに入れたりコンパクトサイズのものを選べば、十分に良好な状態で飾り続けられます。
大きくて本格的なものは場所を取ることに加え、ホコリを溜めやすくお手入れの手間が掛かる問題があります。
ホコリは湿気を呼び寄せカビを発生させることになりますから、こまめに取り除いて綺麗な状態を保つことが不可欠です。
ケースはホコリの付着を防ぐのに役立ちますし、何よりお手入れ簡単でサッと拭き取れば終わりです。

コンパクトサイズの五月人形は設置場所を選びにくくお手入れしやすい

コンパクトサイズの五月人形は、設置場所を選びにくくお手入れしやすいので、おすすめしやすいといえるでしょう。
大きさの目安は30cm以下で、中には20cmくらいのものもありますから、本当に両手で楽々持ち上げられるくらいにコンパクトです。
本格的なものだと、60cm以上のサイズが一般的ですから、コンパクトサイズはその半分以下の大きさということになります。
余談ですが、鎧飾りは更に大きく80cm以上も珍しくないですし、出して飾る為に一室を確保しなくてはいけないくらいに大きいです。
この点、兜飾りはまだ場所を取りにくいですし、通常のサイズであっても一室を使うことはまずないです。
ただし小さい子供がいる家庭では、高いところから落下してきたり、尖った部分に触れて怪我をする恐れがあるので気をつけたいものです。

安全に見守られるように飾ることが大事

近年は設置の都合でリビングに飾る家庭もありますが、子供がある程度大きくなって、うっかり怪我をする心配がなくなってからの方が良さそうです。
一室を飾る専用に使うことができるなら、子供に対し勝手に入室しないことを言いつければ、怪我のリスクを避けることができます。
兜飾りは子供を見守り、健やかな成長の祈りを込めて飾るものですから、安全に見守られるように飾ることが大事です。
弓と刀がセットになっている本格的なタイプは、価格が最低でも10万円以上と高価ですが、それでも人気があります。
理由は職人が手作業で作っている作品ということもありますが、作家性があって名のある作家の作品は、価格に見合うかそれ以上の価値があることも理由の1つです。
上を見れば30万円台、40万円台の作品もありますから、価格の幅が広くて本物は芸術作品と言っても過言ではないです。

収納飾りは飾る時は箱が台の代わりになるのが魅力

本格的な兜飾りが欲しい、でも設置場所がなくて飾れない、そういう場合は収納飾りがおすすめです。
収納飾りは箱がついているタイプで、飾る時は箱が台の代わりになるのが魅力です。
スペースや予算的にも本格的なものを購入するのは厳しいなら、やはりコンパクトなタイプが狙い目となるでしょう。
台の上に置いておけるサイズですし、比較的重量が少なめなので、台も選ばず誰でも楽に飾れます。
五月人形は飾るだけでもありがたいものですが、子供の健康を祝ったり成長を喜ぶ機会でもあるので、家族が集まり一緒に縁起物をいただくなどして過ごすのが正解です。
そのような形も大事ですし、長い歴史がある文化であって風習ですから、親から子に伝える意味でも毎年行いたいものです。

まとめ

兜や鎧からも分かるように、五月人形は武家社会で生まれて一般庶民に広まった文化です。
かつて鎧兜は安全を願う際に神社に奉納されてきたもので、必ずしも戦の道具というわけではないです。
何より武具は身を守る為にありますから、子供を厄災から守る意味で飾る意義は大きいです。

コンパクト 兜

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