日常生活において、収入を得るために働くことで、日々の食事に困ることなく生活ができることが当たり前と感じている方もいるでしょう。
しかし、この当たり前の生活ができない人々が世界規模でも大勢いることを知ることが大切です。
発展途上国は所得が少なく貧困にあえぐ人々が多くいる
世界では、先進国、そして発展途上国などがあり、この二つを分ける基準などもありますが発展途上国の場合には、所得が少なく貧困にあえぐ人々が多くいる傾向があります。
貧困状態では、生活状況がかなり厳しく、抜け出したくても所得が少ない、働きたくても働けないなどさまざまな問題があります。
貧困状態になる原因
このような状況になる原因として、紛争や内戦といった争いや災害により広範囲で被害がでてしまうことなどが挙げられます。
世界では、さまざまな人種、宗教においての考え方の違い、国内部での問題など火種になりそうなことが数多くあります。
災害に関しては、人が原因にはなりませんが、極地的な災害など被害状況によりますがその規模が大きいと多くの人の生活が困難な状況に陥ります。
すぐに、支援があれば助かりますが支援が遅れる、充分な支援を受けられない場合には厳しい生活状況をしばらく続けることにもなりかねません。
ユニセフなどを通して寄付や募金を行う
このような貧困問題に対して、国や企業などもさまざまな努力をしています。
また、一般人でも何らかの形で関わる、サポートすることもできるためどのようなことならサポートできるのかチェックしてみましょう。
NGOという組織は、民間という立場から問題に取り組んでいく団体です。
寄付や募金を集める活動もしているため、直接的でなくても関わりたいという場合には、このような寄付や募金活動に支援をしてみるというのも有効な手段です。
活動で集まった資金は支援を必要としている人たちに対して、サポートをする形で使われているため実際に現地で直接的な活動をしてサポートをせずとも関わることができます。
国際協力関連のイベントなどに参加してみる
貧困問題に興味をもったが、具体的にどのような状況なのかまた活動としてはどのようなことをしているのかなどいろいろと知りたいと思う場合には、イベントに参加してみるのも一つの手段です。
国際協力関連のイベントなども開催されているため、発展途上国に対してどのような支援があるのか学ぶことができます。
また、現地で現場の状況を肌で感じたいという場合には、スタディツアーなどもあるため参加してみることで学びましょう。
ツアーのため、ルートが決まっている点から効率よく現場を視察できるため個人で興味をもって現地へ単独で赴くより、情報をより多く得られることができます。
発展途上国でボランティアとして参加する
このように知識を得ることだけでなく、直接的に動くという選択をすることも可能です。
方法としては、ボランティアとして参加するという選択です。
これは、発展途上国で活動している団体は、ボランティアスタッフを募集しているためそれに応募してみることで参加してみましょう。
現地の人と直接かかわることになるため、生活的に長期休暇がとれる、時間的にある程度余裕があるという場合には、参加してみるのも一つの手段です。
長期間でなくても、連休を利用して参加するなど短期間のプログラムもあります。
ソーシャルビジネスによって解決していく
その他にも、ソーシャルビジネスによって解決していく方法もあります。
発展途上国では、雇用問題などもあるため現地で事業を展開することで雇用を生み出し、賃金を与えることで、生活の基盤を作りやすくすることができます。
まとめ
このように、世界の貧困に関して、さまざまな取り組み方や一般人でも発展途上国などに関する情報を得る、学ぶことやどのようにしたら関わることができるのかなどいくつもの方法があります。
興味がある場合には、知識を得ることや具体的に自分に何ができるのかという点を考えて、行動、参加してみるといいでしょう。